ラーメンの仕上がりは、ゆで方や下準備でまったく変わってきます。
せっかく美味しい生中華麺を選んでいるのに、失敗するともったいないですよね。
正しいゆで方や失敗しないコツをつかんでいきましょう。
理想のお湯の量
よく「たっぷりの沸騰したお湯」と書いてあります。
でもたっぷりってどの位なのか、正直はっきりとは分かりませんよね。
おいしく生麺をゆでるのに、どのくらいの湯量が必要なのでしょうか?
麺くるがおすすめするお湯の量
- 最低限:1.5リットル(生麺の重量の10倍)
- 理想は:3リットル(生麺の重量の20倍)
では、1.5リットル、3リットルの水を実際に鍋に入れたらどのくらいになるか見てみましょう。
”これが1.5リットル”
”これで3リットル”
家庭にある鍋だとこれくらいが一番大きいと思うのですが、3リットルはふきこぼれないギリギリの水位かもしれません。
トッピングなど、麺をゆでる前の準備が大事!
ラーメンはできたて、ゆで上げてすぐが一番おいしいものです。
ゆであがってから手間取らないよう、どんぶり・トッピングの具材やネギ・スープ用のお湯などは、事前に準備をすませておきましょう。
お湯をわかしつつ、どんぶりにもお湯を入れて温めておくとより良いですね
丼にスープを準備、トッピングも使う分をあらかじめセッティングしておき、あとはのせるだけの状態にしておきます
大きいお鍋で1玉ずつゆでる
今回は3リットルのお湯でゆでていきます。
しっかりと沸騰させ、できるだけ1玉ずつゆでましょう。
一度に何玉も入れると、お湯の温度が下がりゆでむらが出てしまいます。
麺を入れてすぐに激しく混ぜると、麺に傷がつき切れてしまう場合もありますから、おはしで優しくほぐしながらゆでて下さい。
麺をばらけさせながら鍋にやさしく入れていきます。
冷凍で固まっている場合は、そのままそっと入れましょう。
麺がだまにならないよう、やさしくほぐしならがゆでていきます。
最初の火が通っていない時間帯は、麺が特に傷つきやすいです。激しくかき混ぜず、あくまでやさしく扱いましょう。
ゆで時間は指定の時間でいいが・・・差し水厳禁!
指定のゆで時間を参考にしますが、おススメは若干固めに茹でること。
その方が麺の食感や個性を楽しめます。
また、ゆで方にむらがでてしまうため、差し水は厳禁です。吹きこぼれに注意して火力で調整してくださいね。
もし余裕があれば、指定のゆで時間より1分くらい早い段階で麺を1本とって食べ、好みの固さに仕上げましょう。
指定の時間でざるにとり
しっかりとお湯をきります
あらかじめスープを準備しておいた丼に麺をいれましょう
準備しておいたトッピングを手早く載せれば完成です!
ラーメンもやっぱり、作り立てゆで立てが一番おいしいもの。
家族の分が全部揃うのを待っているとせっかくの美味しい麺がのびてしまいますから、
ラーメンに関しては、出来上がった順にどんどん食べてしまいましょう!